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夏越の祓

2015.06.30 20:49|四季おりおり
 6月30日は、ちょうど半年という節目の日。現在の暦では、これからが夏本番ですが、旧暦の6月30日は現在の7月下旬から8月上旬頃に当たり、夏の暑い盛りが過ぎ、翌日から秋を迎える日でした。「夏越」が邪心を鎮める「和し」という意味を込められているともいわれ、輪をくぐると身が清められ、病や罪が祓われるとされる「茅の輪」の行事が開かれます。
 茅の輪をくぐる由来は、『備後国風土記』に記載があります。それによれば、素戔嗚尊が旅先で宿を請うたさい、蘇民将来という人物が歓待したことから、素戔嗚尊がお礼として、「疫病が流行したさいには、茅の輪を腰につけておけば疫病を免れる」と言って茅の輪を渡し、はたして蘇民将来の娘がその通りにしたところ、疫病から救われたのだといいます。ちなみに、「霊」を「チ」と読むことから、茅の輪の「茅」は、疫病を退ける霊力があるものと考えられています。
 翌日、7月1日は1ケ月にわたって催される「祇園祭」始まりの日です。衛生環境が整っていなかった平安時代、夏は疫病が流行し、多くの人が亡くなりました。869(貞観11)年、無病息災を祈念して御霊会が、祇園祭の起源とされています。
 これから本格的な夏。体調に気をつけて、無事に過ごしたいものです。
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慰霊の日

2015.06.23 12:00|四季おりおり
 1945年6月23日に、沖縄戦の組織的戦闘が終結したことにちなんで定められた記念日です。ただ、その後も戦争は続いたため、この日を記念日とすることには異論もあるようです(降伏文書への調印がなされたのは9月7日で、沖縄市ではこ慰霊の日のほか、この日も「市民平和の日」と定めています)。
 さまざまな異論はありますが、この日は沖縄の人びとの深い悲しみの日であるとともに、戦没者に哀悼を捧げ、平和を祈念する日でもあります。
 正午、時報とともに黙祷が捧げられ、糸満市で戦没者追悼式が行われます。

夏至

2015.06.21 11:14|四季おりおり
 夏至は、毎年6月21日頃。暦の上では夏の真ん中であり、北半球では昼が最も長くなります。ただ、実際にはまだ梅雨なので、日照時間はそれほど多くはありません。
 とくに夏を待つ北欧の人びとにとっては大きな区切りの日で、夏至祭が開かれます。
 日本でも、三重県にある二見興玉(ふたみおきたま)神社など、夏至を祝うお祭りがあります。

 詳しくは…… 二見興玉神社のWebサイト

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六月も半ばを過ぎました

2015.06.17 19:00|四季おりおり
 ご無沙汰しています。浅間山の噴火、不安定な天気……と、最近は気が滅入ることも多いですね。
 6月といえば梅雨。雨は稲作に欠かせないもののため、梅雨入りを知ることは農事に欠かせないことでした。梅の時期に当たることから「梅雨」と書きますが、旧暦では5月に当たるので、「五月雨(さみだれ)」も梅雨の雨を指しています。また、「五月晴れ」も本来は、梅雨の時期の晴れた天気を指していました。
 雨をとめるおまじないとして有名なものには、「てるてる坊主」があります。平安時代に中国から入ってきた、箒を持った紙人形「掃晴嬢(そうせいじょう)」が変化したものですが、日本では修験者や僧侶が男性なので、「てるてる坊主」は男性なのだといいます。

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