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モデムが不調でした

2019.01.24 21:57|雑記
 モデムが不調で、インターネットに接続できない日が数日続いていました。
 DNSエラーと表示されていたのですが、スマートフォンのWi-Fi接続は問題ないので、PCの問題だろうと思い色々試したものの直らず……。そういえばモデムとルーターはまだ再起動していない、と思い立ってモデムを再起動したら、あっさり直りました。プロバイダを変えたので、モデムも12月に交換したばかりなのですが……。何ということでしょう。

 サイトをあまり(今年に入ってから一度も)更新できていないのですが、ブログは来月で5年目に突入します。
 でもその前に、去年でサイトを開設してから10年目だったような覚えが……うろ覚えですが、あります。今年11年目です。
 10年前・11年前に大好きだったサイトがどんどんなくなって寂しいですね。個人のWebサイト自体、少なくなってきて久しい気がします。
 あまり更新できないですが(そして見て下さっている方がどれほどいるのかもよく分からないのですが)、自分のサイトはのんびりマイペースに続けていこうと思います。もっとプログラミングですとか、イラスト作成ですとか、勉強したいことは色々あるのですが……日本の民俗や風俗がサイトの中核ですので、そちらを充実させるのを1番に頑張りたいと思います。
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オオカミについて③

2019.01.18 21:06|日本の神話・伝説・昔話
 オオカミについて調べていたところ、「長野県上伊那地方では、生まれたオオカミの仔を“灰坊(へいぼう)”と呼んでいた。これは主にこの地方に伝わる“早太郎(ヘエボウタロウ)”という霊犬の伝説と結びついているといわれている」という記述を見つけました。
 長野県駒ケ根市の光前寺に伝わる霊犬早太郎伝説は、県内の民話として知られています(私のように興味のある人間や、上伊那地方にお住まいの方にはよく知られていると思います……)。せっかくなので、下に載せました。
 ちなみに早太郎は「山犬」とされていますが、「山犬」とは、「オオカミ(民俗神話)」の項でも述べているように、オオカミのことを指しています。

 「オオカミについて」を書くにあたり参考にした資料:
【辞書類】
川口謙二『日本の神様読み解き事典』(柏書房、1999年)
新村出『広辞苑 第五版』(岩波書店、1998年)
山口佳紀『暮らしのことば 語源辞典』(講談社、1998年)
吉田金彦『語源辞典 動物編』(東京堂出版、2001年)
【テキスト】
植垣節也『新編日本古典文学全集5 風土記』(小学館、1997年)
小島憲之・木下正俊『新編古典文学全集6 萬葉集①』(小学館、1994年)
財団法人神道大系編纂会『神道大系古典註釈編五 釈日本紀』(神道大系編纂会、1976年)
坂本太郎・家永三郎・井上光貞・大野晋校注『日本書紀(一)』(岩波書店、1994年)
西宮一民『古事記』(おうふう、1973年)
【参考資料】
(記・紀神話)
井上辰雄『古事記のことば この国を知る134の神語り』(遊子館、2007年)
角林文雄『アマテラスの原風景 原始日本の呪術と信仰』(塙書房、2003年)
溝口睦子『王権神話の二元構造―タカミムスヒとアマテラス―』(吉川弘文館、2000年)
(民俗学)
浅川欽一・大川悦生『日本の伝説 3 信州の伝説』(角川書店、1976年)
楳垣 実『日本の忌みことば』(岩崎美術社、1973年)
栗栖 健『日本人とオオカミ 世界でも特異なその関係と歴史』(雄山閣、2004年)
谷川健一『谷川健一著作集 第九巻』(三一書房、1988年)
谷川健一『日本の神々』(岩波書店、1999年)
菱川昌子『狼の民俗学 人獣交渉史の研究』(東京大学出版会、2009年)
日本民話の会『ガイドブック日本の民話』(講談社、1981年)
(言語)
中西進『ひらがなでよめばわかる日本語のふしぎ』(小学館、2003年)

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オオカミについて①

2019.01.16 20:53|日本の神話・伝説・昔話
 管理しているサイトのコンテンツで、「名前」について書いています。動物の名前の由来もなかなか面白く、私たちの祖先が、その動物についてどういうふうに考え、どんな視線で見ていたかが分かり、興味深いです。
 日本で古くから特別視されていた動物は、おそらくオオカミとヘビ。ヘビは外国でも複雑な性格をもった存在として描かれています。
 ニホンオオカミは人間の手により絶滅して久しいですが、今も日本人の信仰の中に残っています。
 ただ、記・紀神話にはほとんどオオカミについて出てこないので、記・紀神話における動物に関する項目には載せられていない記事があります。
 せっかくなので、以下に載せました。

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花街あれこれ⑨(江戸遊里別名いろいろ)

2019.01.13 20:18|花街あれこれ
 遊里といえば最も有名なのは江戸吉原。客にとっては極楽ですが、そこに生きる遊女にとっては地獄そのもので、「生きては苦界、死しては浄閑寺」といわれました。
 吉原は何度か火災で焼失しますが、同じ形に再建されたので町並みは変わりませんでした。吉原は江戸町一・二丁目、京町一・二丁目、角町の合わせて五町から構成されていたので、俗称を「五丁町」ともいいました。
 吉原の別名はよく知られているように「ありんす国」と、上述の「五丁町」ですが、他にも江戸城の北に位置したことから、北国・北里・北廓・北狄・きた、などとも呼ばれていました。
 辰巳芸者で有名な深川は、江戸城の南東(辰巳)にあったことから辰巳、他には東夷などの呼び名がありました。品川はみなみ、南川(なんせん)、南蛮など、新宿は西戎などと呼ばれていました(京都嶋原も同様、御所から南西方向に位置したため坤郭(こんかく)という別名があったようです。坤は未申すなわち南西のこと)。
 こうして見ると、吉原・深川・品川・新宿が東西南北で対比されており、その繁栄ぶりがうかがえます。

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アジアが舞台のマンガ作品

2019.01.11 19:24|読書
 書籍(紙の本)でマンガを買うときりがないので、最近はもっぱら電子書籍で購入しています。印刷・出版業界不況の今、本当は紙の本を購入したいところですが……。
 ただ、お気に入りのマンガはやっぱり紙の本で! と思っています。
 そして今現在、紙の本で買い続けているマンガは『乙嫁語り』と『テンジュの国』。

 『乙嫁語り』は有名なので、ご存じの方が多いと思います。『テンジュの国』も少し似ていますが、こちらは18世紀のチベットが舞台。今のところ、基本的に舞台はチベット内のみです。
 現代日本ではチベット問題が有名で、チベットといえば他のことはあまり知られていないのが現状ですが……(チベット仏教は知られているかもしれませんが)。
 この作品には、そのような政治的にきな臭いお話は出ず、医者見習いの少年のもとに、異民族のお嫁さんが嫁いできて(結婚はまだしていません)、2人の仲が少しずつ進展してゆく微笑ましい日常が、チベットの民俗の紹介とともに綴られてゆく……という内容です。チベットの民俗、とくに服の柄の描き込みなどが細かくて綺麗です。食べ物もおいしそうです。主人公とヒロインのやりとりもほのぼのしていてとても可愛らしいのですが、主人公の家族や、同じ村の人との交流がまた良いのです。
 1月9日に3巻が発売されました。こちらから何話か試し読みもできますので、ぜひ。→マガポケ

 『乙嫁語り』を読んではサマルカンドのナンを食べたいと言っていた私は、この作品を読んでからはチベットのバター茶が飲みたいと思っています(名前の(私個人の勝手な)イメージとは異なり、塩気が強いそうですが)。
 やっぱりいいですね……アジア……。

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天神様

2019.01.10 17:51|日本のもの・こと
 19日・20日は平成最後のセンター試験。受験シーズン真っ盛りですね。
 天神様にお参りに行かれる方が多いのではないかと思う今日この頃、天神様(菅原道真公)にまつわるお話として

●日本史上 学者でありながら右大臣にまでなったのは吉備真備と菅原道真だけ。
 吉備真備は遣唐使として唐に派遣され、日本に最新の技術や文化をもたらしました(吉備真備は2回、遣唐使として唐に派遣されています)。
 一方、菅原道真の建議により、遣唐使が廃止されることとなりました。894年、白紙(894)に戻そう遣唐使……。

●没後、天変地異が頻発したことから、怨霊となったと考えられた菅原道真。
 清涼殿に落雷が起きたことから菅原道真が雷神と結びついたのですが、雷が鳴っているときに「くわばら、くわばら」と唱えるのは、菅原道真の故郷が京都・桑原(現在の京都府京都市中京区桑原町)であり、その桑原には雷が落ちないということから。

●菅原道真といえば、梅を愛したことで知られ(「東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花 主なしとて 春を忘るな」『拾遺和歌集』)、天満宮の神紋は梅となっています。
 加賀百万石で知られる前田家の家紋が梅鉢紋なのは、前田家と遠い血縁関係があるといわれる藤原利仁が熱心な天神信仰をおこなっていたためといいます。

●遊女の位である天神職(太夫職に次ぐ位)が「天神」という名前なのは、揚代が25匁で、天神様の縁日(25日)にちなんでいるといいます。

 ……というようなことを思い出したので、忘れないうちに、書き留めておきます。
 出典を忘れてしまったものもあるので、きちんとまとめておかなければ……。

 北野天満宮とともに天満宮の総本社である太宰府天満宮に、以前から参りたいと思っているのですが、まだ行けておりません。
 隣接する九州国立博物館とともに、今年こそは行きたいと思っています。

テーマ:日本文化
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中山道

2019.01.09 19:57|日本のもの・こと
 本日の信濃毎日新聞に、木曽郡上松町内でこれまで不明だった旧中山道のルートが特定されたという記事が掲載されていました。→こちら
 バイパス等の道路を整備していった結果、旧中山道が削られてしまったとのことですが……今回見つかったルートは、伊能忠敬の地図ともほぼ合致したとのことです。
 私も中山道近くに住んでいるので、近年、中山道や東海道などを見直す動きがあって嬉しいです。中山道は東海道と違い、七里の渡しや大井川のような難所が少なかったため、東海道より時間はかかりますが、日程に遅れが出にくかったといいます。そのため、幕末、皇女和宮が江戸へ向かうさいには、中山道が用いられました(また、中山道が用いられたのは、日程遅延のほか、過激派による妨害の危険性が少なかったためとされます)。余談ですが、このとき軽井沢にある「追分宿」が、慶事である結婚にあたり相応しくない(追分=分かれる・別れる、から)と、「相生宿」と記されている記録があります。
 中山道は東海道より日程に遅延が出ないとはいえ、東海道よりも距離が長く、全長は約135里(=約540km)で五街道中最長でした。また、東海道五十三次(五十三次とは、宿場が五十三あったという意味)に対し、中山道は六十九次。単純な距離の長さだけでなく、中山道には碓氷(長野県)などの難関、険しい道のりもあり、参勤交代に用いられたのはほとんどが東海道だったようです。
 今回旧中山道のルートが特定されたという上松町は、有名な木曽路十一宿場のひとつ。長野県県歌に歌われる国の名勝・寝覚の床がある町です。
 木曽路といえば、すべて山の中にある……という文句が有名ですが、島崎藤村の出身地として知られる馬籠宿もこの木曽路十一宿場のひとつです。かつては長野県木曽郡山口村に属していましたが、2005年(平成17年)の合併により現在は岐阜県中津川市に属しています。

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江戸の神社

2019.01.07 21:02|日本のもの・こと
 1月7日といえば七草粥の日ですが、七草粥については以前の記事に書いたので……。
 初詣というには遅いですが、私は1月中に東京に出かけると、大体 神田明神と湯島天神を参拝します。一時期この近くに住んでいたからというのが最大の理由ですが、どちらも江戸時代からよく知られている神社です。

 神田明神は大己貴命が主神で、平将門を合祀している神社。武州の総社、城下の総鎮守府とされていました。5月15日(もとは9月15日)の例祭・神田祭は天下祭・御用祭とも呼ばれ、日枝神社の山王祭とともに江戸二大祭とされています。山王祭は山の手の祭で武家が多く参加したのに対し、神田祭は下町の江戸っ子のお祭りでした。
 江戸城の表鬼門に当たり、その鬼門封じとして建てられたのが、この神田明神と湯島聖堂。そして聖堂に設けられた昌平坂学問所が、現在の東京大学の前身です。
 江戸の総鎮守として名高い神田明神と、湯島聖堂の跡にある湯島天神。そのご利益ゆえか、今も受験シーズンには多くの参拝客でにぎわっています。

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花街あれこれ⑧(花魁道中)

2019.01.06 22:01|花街あれこれ
 太夫職の遊女が、置屋から揚屋入りすることをいいます。吉原では宝暦年間に太夫職が消滅したので、それ以後は呼出という階級の遊女が揚屋入りしたのを指します(嶋原では太夫職は現在も消滅していないので、嶋原の道中は正しくは「太夫道中」と呼びます)。
 そのときの歩き方が、有名な「八文字」。八文字には、内八文字と外八文字がありますが、内八文字は主に京嶋原で、外八文字は江戸吉原で行われたそうです。
 江戸吉原も当初は内八文字でしたが、「勝山髷」で有名な遊女勝山が外八文字に踏んで以後、吉原では外八文字で歩くようになったとか。
 男装を好んだ勝山の始めた「外八文字」は、内八文字よりも活発な動きをする歩き方だそうです。

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