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Excelの関数・12 よく使う文字列操作の関数(基本編1)

 住所録、名簿を作るときなどによく使われる関数です。
 ※ 実際にハガキ・DMなどで使用する場合(宛名やラベル名、Wordの差し込み文書、Accessのレポートなどで用いる場合)には、いったんコピーしてから「値」で貼り付ける必要があります(そのまま用いると、数式が挿入されてしまいます)

 ASC関数
 文字列をすべて半角にして返します。郵便番号などで数字に全角が使われている場合に用います。

 JIS関数
 こちらはASC関数とは逆に、文字列をすべて全角にして返します。
 名前などに半角カタカナが用いられている場合、この関数を用いて全角にします。

 UPPER関数、LOWER関数、PROPER関数
 UPPER関数は、文字列をすべて大文字にして返します。LOWERは逆で、文字列をすべて小文字にして返します。
 PROPER関数は、先頭の1文字を大文字にし、それ以降の文字を小文字にして返します。

 LEFT関数、MID関数、RIGHT関数
 それぞれ、「左から指定した文字数」の文字列、「指定した文字から指定した文字までの文字数」の文字列、「右から指定した文字数」の文字列を返します。
 たとえば、C3に「東京都世田谷区三軒茶屋」とあった場合、任意のセルに「=LEFT(C3,3)」と入力すると、「東京都」が返ってきます。「=MID(C3,4,4)」なら「世田谷区」、「=RIGHT(C3,4)」なら「三軒茶屋」が、それぞれ返されます。
 実際に都道府県名を抜き出したい場合には、「県」まで含めて4文字の県(神奈川県・和歌山県・鹿児島県)がありますので、IF関数で論理式を設定する必要があります。
 考え方としては、文字列の4文字目の1字が「県」である場合(TRUEが(MID(文字列,4,1)="県")は左から4文字目まで返し(LEFT(文字列,4))、それ以外(FALSE)は左から3文字目まで返す(LEFT(文字列,3))と考えます。
 そうすると、数式は =IF(MID(文字列,4,1)="県",LEFT(文字列,4),LEFT(文字列,3)) となります。
 これで、住所のうち、都道府県名だけを返すことができます。

092601.png


 都道府県以下の住所を返すには、さらに文字数を返す「LEN」関数を用います。

 LEN関数
 指定した文字列の、文字数を返します。
 住所のうち、都道府県名以下の住所を抜き出したい場合などに用います。
 例えば、上述のように都道府県名のみを取り出している場合、住所全体の文字列から都道府県名の文字数を引いた文字列を返すことができます。

092602.png


 =RIGHT(C3,LEN(C3)-LEN(D3)) で、「C3セルの文字数からD3セルの文字数を引いた文字数分のC3の文字列を、右から返す」という意味になります。
 RIGHT関数を使わずにMID関数を使って表示することもできます。この場合は、=MID(C3,LEN(D3)+1,LEN(C3)-LEN(D3)) となります。「C3セルの文字列のうち、D3セル(東京都)+1文字目(「世」)からC3の文字数引くD3の文字数分の文字を返す」という意味になります。RIGHT関数のほうが簡単だと思いますが、「MID関数を使って抜き出しなさい」という問題がMOSの模擬試験に出てきたので、一応 記しておきます。

 続きます。
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