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月のことなど

 昨日は皆既月蝕が見られたということで、昨日・今日にかけて夜空を振り仰いでいた方も多いと思います。
 月といえば、私は最近改めて記紀の勉強を始めたところで、アマテラス・スサノヲに対してほぼその活動がないツクヨミについても調べているところ。やや強引ですが(笑)、以下、ツクヨミについて少し載せています。

 ツクヨミや月についてはすでにサイトに載せていますので、またある程度まとまってから続きを載せるつもりではありますが、かつてツクヨミは月と関わりが深い海人族が信奉する神であったことから、「海を統治せよ」と命じられている伝があるのだ、という説があります(ツクヨミ・スサノヲの分地領域は不分明なところがあります)。月の満ち欠けと潮の干満は関係がありますので、ツクヨミが夜の国を治めるのも海の国を治めるのも不思議はありません。とくに海人集団にとって、月は漁をするうえで、なくてはならないものだったようです。
 現在は松尾大社の摂社となっている月読神社(京都府京都市西京区)も、もとは壱岐の海人集団の祀っている神が分祀されたのだとか。太陽の神・アマテラスは農民に、月の神・ツクヨミは漁民に縁がある神。大和朝廷は農耕民族であり、そのため五穀(とくに稲)を重視し、逆に狩猟やそれに伴う血の穢れを嫌ったともいわれるので、記紀における日神と月神の扱いの差は、このあたりにも一つ理由がありそうですね。
 そういえば、記・紀には日蝕を描いたといわれる「天岩屋戸神話」がありますが、月蝕の話はありませんね。どちらも古代においては凶事であったようですが……。
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