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妖怪について・8 『画図百鬼夜行』より(2)

 ゲーム「大神」をプレイしているときに、妖怪のいわれ・由来が気になって調べていたので、「大神」に登場する妖怪ばかりです……。

[輪入道]
 鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』に描かれている、牛車の車輪に入道の顔がついた妖怪です。
 「車の轂(こしき。車輪の中央で軸を貫いている部分)に大なる入道の首つきたるが、かた輪にてをのれとめぐりありくあり。これをみる者魂を失う」とあります。
 ちなみに『諸国百物語』には「片輪車」なる妖怪も登場していて、もとは輪入道と同じであったものが、女性が片輪車に、男性(入道)の輪入道に分岐してしまったのではないかという見方もあります(村上健司『妖怪事典』より)。
[袋貉]
 鳥山石燕『画図百器徒然袋』に描かれている妖怪で、大きな袋を担いだ狢の姿をしています。
 「穴のむじなの直をするとは、おぼつかなきことのたとへにいへり」云々とあり、「穴の狢の直をする」とは「手に入れていないものの評価は難しい」という意味の諺のようで、鳥山石燕はこの諺と、室町時代の『百鬼夜行絵巻』に見える宿直袋を担いだ猿顔の女の妖怪をモデルに袋狢を描いたとされています。
[濡れ女]
 鳥山石燕『画図百鬼夜行』などに見られる蛇体の女です。蛇体であることから尻尾が非常に長いこと、牛鬼の斥候(もしくは牛鬼の化けたもの)であるなどの説もあります。
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