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国立歴史民俗博物館に行って来ました

 先週の話ですが、千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館に行って来ました。
 何年か前に一度行ったことがあるのですが、時間の関係で後半の展示をあまりゆっくり見られなかったので、今回は後半の展示をじっくり見て来ました。
 第1展示室は原始・古代、第2展示室が中世、第3展示室が近世、第4展示室が民俗、第5展示室が近代、第6展示室が現代、となっています。見ていて一番面白いのはやはり、原寸大(原寸でないものもありますが)の復元模型やジオラマ。原始・古代には三内丸山遺跡の復元、中世には貴族の邸宅の一部復元、近代には浅草の街並実物大復元……など、各展示室ごとに復元があって面白いです。
 今回 一番じっくり見たのは「民俗」でしたが、変遷する「おせち」の紹介コーナーは、まるで本物のおせち売り場のようでした。
 同じ民俗コーナーに百鬼夜行絵巻(真珠庵蔵)のフィギュアがあったのですが、これがうまくできていて、思わず欲しくなりました。

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 余談ですが、百鬼夜行絵巻は、国際日本文化研究センターの「絵巻物データベース」で全体を見ることができます。
 民俗コーナーは他にも、人生儀礼の再現などがあり、今の私たちに身近なものについて、新しい発見ができるコーナーだと思います。
 復元以外の展示品も、よくよく見ると説明文に秀逸なものが多く、さすが……! と思いました。
 とくに近現代の展示には、考えさせられるものが多いですね。時代劇などに描写が全くないわけではありませんが、明治期に「平等」を掲げ「近代国家」に生まれ変わろうとした日本が、近世期に抱えていた数多くの「差別」に改めて目を向け、また、それらをどのように乗り越えようとしたか、などはあまり深く掘り下げられていない(……というより、エンターテインメントなので、あまりその辺りは描写できないのかもしれませんが)ので、「江戸時代は古き良き時代だった」、「明治になって日本は四民平等になった」と安易に言うことがはばかられるような社会の暗部も展示しているのが、やはり博物館だなあ……と思いました。
 またいろいろな博物館に行きたいですね。何度も行っていますが、江戸東京博物館も好きです。
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