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書体のこと・② 古き良き書体

 以前書いた記事に、日本における金属活字印刷技術を確立した本木昌造について少し載せました。
 本木昌造が門弟の小幡正蔵と平野富二を派遣して設立させた長崎新塾出張活版製造所がのちに東京築地活版となるのですが、この東京築地活版で用いられていた書体を書体にして配布しているサイトがあります。古い活字書体をフォント化するプロジェクトのサイトで、「Gutenberg Labo」というサイトです。
 築地活版の書体だけでなく、ケルトのルーン文字や、シャーロック・ホームズに登場する「踊る人形」の書体なども公開されています。築地活版の書体は、古い本で誰もが一度は見かけたことのある美しい書体です。
 日本語はその文字数が多く、一つの印刷所につき明朝体とゴシック体を一種類ずつ、文字の大きさ(号もしくはポイント)だけ変えた活字を保有していたようです(つまり、印刷所ごとに異なる書体を持っていたということになります)。有名な印刷所の書体に、大日本印刷の書体、精興社の書体などがありますが、この築地活版の書体もそれらに負けず劣らず美しい書体。私もぜひ、この美しい書体をどこかで使ってみたいものです。
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