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ソメイヨシノ

 4月にこの話題をブログに上げようと思っていたのですが、気づけば5月に……。そして桜は葉桜になってきています。
 今年はコロナウイルスの影響で、入学・進級・就職などのイベントが自粛となりました。イベントどころか、学生さんや従業員の方の在籍すら危うい状況です。
 色々なことが民間や地方行政頼みで、民間どころか国そのものの運営が自転車操業なのではないかと疑わしくなり、国の未来が不安になりますが……。

 そのような中で、今年はお花見も自粛となりました。桜ほど日本人が愛する花はなく、また春が人を明るい気持ちにさせてくれるのも、桜という花の存在が多分にあると思います。
 私も今年は、実家の庭に咲いているヤマザクラを眺めるだけとなりました。
 現在、桜といえば「ソメイヨシノ」を指すことが多いですが、その名前は、幕末に江戸の染井(現在の東京都豊島区駒込)の植木屋から出たことから付けられたことはよく知られています。しかしこのソメイヨシノ、かつては「ヨシノザクラ」という名前だったのです。桜といえば吉野、という人びとの共通認識があったためでしょう。
 しかし吉野山にこの桜が全く植えられていないことから、「ソメイヨシノ」という名前になったのだとか。そして、吉野山に植えられていなくても、「ヨシノ」という名前は残ったというわけです。
 ソメイヨシノが出始めたのが幕末ですから、ソメイヨシノは比較的歴史が浅い桜の品種であり、それまでの日本人にとって、桜といえば品種ではなく場所の吉野という印象が根付いていたといえます。現在も、桜の時期になると、吉野の桜の一目千本の映像がテレビなどで流れます(今年はさすがに流れませんでしたが)。

 来年の春は明るい春でありますように……。
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