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百人一首

 歌枕について調べている関係で見つけた、「小倉山荘」様の百人一首に関する百人一首講座「ちょっと差がつく百人一首講座」が面白いです。メールマガジンで発行されていたものが、コラムとしてまとまって掲載されているようです。
 「小倉山荘」様といえば、おしゃれなおかき・京都せんべいで有名な老舗店です。お中元やお歳暮で頂くことがありますが、美味しいですよね……。

 地名について調べている関係で歌枕についても調べているのですが、なかなか興味深いです。昨日載せたソメイヨシノの記事も、歌枕の「吉野」について調べている中で知った内容です。連想や語呂合わせ、言葉遊びのようなものが多くて面白いです。
 和菓子は和歌と密接な関係があるものが多いですが、小倉山荘様の「小倉」も、地名の他に和菓子に関連した「小倉餡」で用いられています。『拾遺集』にある藤原忠平「小倉山峯のもみちば心あらば今ひとたびのみゆきまたなん」に因み、粒餡を紅葉に縁ある鹿の子斑に見立て、またあるいは「今ひとたびのみゆき待つ」と美味を称えたことからその名がついたといわれます。
 ちなみに、小倉餡に用いられるのは大納言小豆ですが、「大納言」とついているのは、煮ても皮が破れない(腹が切れない=罪が重くても切腹にならない)からという説があります。こちらも連想ですね。そして大納言小豆より一回り小さい小豆は「中納言小豆」と呼んだりします。
 今は地名について調べていますが、和歌と関連した和菓子についても載せたいと思います。

 和歌と関連していませんが、「ぼたもち(秋は「おはぎ」)」の様々な別名についても面白いです。
 餅米を搗かない→搗き知らず→月知らずで月が見えない「北窓」
 同じく搗き知らず→着き知らず→着いたことが分からない「夜船」

 春は牡丹なので「ぼたもち」、夏は「夜船」、秋は萩で「おはぎ」、冬は「北窓」。なかなか粋な呼び名です。
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