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戦国ブーム

 最近は戦国ブームのようで、大河ドラマも幕末・戦国時代がやはり多いですね。
 群雄割拠の戦国時代、その戦国時代の事柄・人物から生まれた諺や慣用句は少なくないようです。
 面白いものがいくつかあったので、以下に挙げてみました(諸説あるものを含みます)。

●小田原評定(小田原談合)
 豊臣秀吉が小田原城を包囲した時、小田原城中で北条氏直の腹心たちの和戦の評定が長引いて決しなかったことから、長引いてなかなか決定しない相談のことを指します。
●天王山
 1582年(天正10年)、羽柴秀吉と明智光秀とが戦った(山崎の戦い)際、京都府にある天王山という山が秀吉の手に帰したことが両軍の勝敗を決したことから、勝敗の分かれ目のことをいいます。因みに、天王山自体はそれほど高い山ではなく、その標高は270メートルだそうです。
 余談ですが、天王山と同じような意味で「天目山」という言葉もあります。こちらは、織田信長が武田勝頼を攻めたとき勝頼が自刃した山のことで、言葉としては天王山よりも知られていませんが、標高は1380メートルと天王山より高い山です。
●トラ
 加藤清正(幼名:虎之助。同僚からトラと呼ばれていたそうです)が非常に飲んべえであったので、それに因んで大酒飲みの人をトラと呼ぶようになったとか。ただ、酒はササと呼ばれていたので、笹につきものなのは虎ということで、大酒飲みの人をトラと呼ぶようになった、とする説もあります。
●山勘
 勘を働かせて山を掛けること。一説には、武田信玄の参謀であった山本勘助からとられたともいいます。

 時代物といえば戦国時代や幕末が取り扱われることが多いイメージがありますが、写真や資料が豊富にある幕末よりも、戦国時代のほうが想像をふくらませることができ、それが戦国時代が人気である所以の一つのような気がします。
 長野県出身者としては、上田市で行われている「大河ドラマに真田幸村を!」という署名が効を奏してくれれば良いのにと思うばかりです。

【参考】
 エンサイクロネット『すぐに使える言葉の雑学』(PHP研究所、2007年)
 奈良本辰也監修『戦国武将ものしり事典』(主婦と生活社、2000年)
 『広辞苑』第五版
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