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行間を読む?・⑧

 よく迷う(とされる)「数字の表記」についてまとめました。
 縦組の数字と単位の表記法としては、主に以下の3つがあります。

 ①原則として漢数字を使用し、単位語はすべての単位語を使用する。十〔トンボジュウ〕方式。(例:二百三十四万五千六百七十八円)
 ②単位語は四桁ごとの単位語(万・億・兆など)のみ使用する。一〇〔イチマル〕方式。(例:二三四万五六七八円)
 本文での数字の列記や、表・図版などでは、すべての単位語を使用せず、三桁ごとに位取りを入れる表記にすることもある(例:二、三四五、六七八円)。本文では四桁ごとの単位語を使用するが、表や図版では位取りを入れるという使い分けも行われている。なお、単位語を使用して表記するときは、原則として位取りを入れない。「ゼロ・レイ」の表記には、「ゼロ」「零」「〇」「0」があるが、単独では〇や零を使わず、「ゼロ」を使用する。ただし「零敗」や「零墨」などの熟語では「零」を用いる。
 一〇方式の場合でも、二桁の数字に限って十を入れる折衷方式(十方式)もある。(例:平成二十一年十月二十五日)
 ③原則としてアラビア数字を使用し、単位語は万・億・兆などの四桁ごとの単位語を使用する。

 ①②の場合でも、以下のような例外があります。

 ①西暦、電話番号、銀行口座番号、振替口座番号、部屋番号、自動車のナンバープレート、列車番号などは、単位語と位取りを入れないで表記する。
 ②単位語を使用する方針の場合でも、数値の意識が強い緯度・経度、角度、標高、パーセント、統計の数値、身長・体重・血圧などでは、単位語を省くことが多い(千以上では位取りを入れることもある)。逆に、百・千の単位語を省く場合でも、きりのよい数値では単位語を用いる方針もある(ただし、きりのよい数値には単位語を用いる方針の場合でも、三桁、四桁の数字で一以上の数値を二つ以上含むときは、単位語を入れない。例:五〇〇〇円→五千円、五〇〇台→五百台 二千人 二五〇〇人 三百枚 三五〇枚)。きりのよい数値には単位語を用いる方針の場合、単位語が一をうけるときは、ふつう千、百、十には一を用いないが、千億、千万には一をつけて一千億、一千万とする。
 ③万・億・兆などの四桁ごとの単位語を使用する方針の場合、単位語の直後の位がゼロのときは通常ゼロを表示しない。ただし、株価など厳密な表示が必要なときは入れる。
 例) 一万三五〇円 一万〇三五〇円
 ④2​Bの鉛筆、A​5判、4の字固めなどは、漢数字を主に使用する方針の場合でも、アラビア数字で表記する。また、スポーツ関係(1分13秒(大会新)、背番号23、8三振)や機種(のぞみ2​2​7号、B​29爆撃機、ボーイング7​6​7)、道路番号(国道20号線、ルート66)、その他9ポ四分アキ、第2四半期など、慣用や漢数字と重なって紛らわしいときなどは、漢数字を主に使用する方針の場合でも、アラビア数字を使用することがある。

 ちなみに、横組は基本的には欧文・数字を多く用いることから、アラビア数字を用いるのが一般的です。
 なお、アラビア数字を用いる場合でも、以下のような例外があります。

①熟語や成句、固有名詞や慣用が固定している語は表記方針に関係なくそのまま使用する。
 例) 十六聖人、五十歩百歩、五・一五事件、十二単衣、十月革命、八十八夜、百発百中など
②特別な場合を除き、大字(壱・弐・参・拾)などは用いない。廿・卅も二十(二〇)・三十(三〇)と書くようにする。
③不確定数は、原則として単位語を用いる(例:数十人 数百メートル 六十余人 三十数万 二十四、五人 七、八百人 十七、八世紀)。一桁の位は二十四五人、三十七八歳のように読点を省くやり方もある。

 ②、③は、漢数字を主に用いる場合でも同様です。
 興味のある方は↓の本を参照してください。

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 ほぼこの本からの引用です。
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