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先週の読書感想文

 夏風邪をひいて、それがなかなか治りません。何とかがひく……と家族に言われた夏風邪。「何とか」といわれた私です。
 体調不良ということもあり、先週はのんびり読書をしていました。……とはいえ、先々週から久しぶりに漫画をレンタルして、50冊ほど読んでいたのですが……。
 先週読んだ小説は、映画化もされて話題の『万能鑑定士Qの事件簿 IX』、ラングドンシリーズ第4作目の『インフェルノ』です。
 『万能鑑定士Qの事件簿』は、一作目をコミックスで借りて読んでしまったので、映画化されるIXを購入して読みました。『万能鑑定士Q』は「面白くて知恵がつく 人の死なないミステリ」がテーマだそうで、日常生活で役立ちそうなちょっとした知恵、驚き、があって面白かったです。モナ・リザというといまだに『ダ・ヴィンチ・コード』を連想してしまいますが、『万能鑑定士Q』ではそれほど壮大なテーマはなく、比較的気軽に読めるエンターテインメント小説、という感じでした。主人公の設定には……無理があるような気がしないでもないですが……。ただ、この作品(シリーズ全体を通してその傾向があるようですが)は、読後感が爽やかで、ひじょうに健全でよいと思います。
 『インフェルノ』は、ずっと図書館で上巻が借りられていて(なぜか下巻はありました)、ようやく上下巻ともに返却されたので、借りました。先にも話題に出した『ダ・ヴィンチ・コード』の象徴学(多少の誤謬もあったようですが)と暗号解読が鮮烈すぎて、今作『インフェルノ』はそれほど衝撃を受ける内容ではありませんでしたが、イタリア(おもにフィレンツェ)の様子が活写されていて、それが見所だと思いました。今作は人口問題が重要なテーマの一つになっていますが、物語(虚構)を通じて現実の問題を問いかける、それもマスコミの役割なのかなあと思いました。もちろんエンターテインメント小説なので、けっして押し付けがましくはないのですが、松本清張先生の『ゼロの焦点』や『砂の器』を読んだとき、やりきれなさを感じたものです……。

 そういえば本屋さんに行くと、ミステリの多さに驚かされます。
 軽い気持ちで読めて(あまり陰惨な事件が起きないで)、ためになる、そういう小説が人気なのでしょうか。色々と読んでみたいと思います。
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