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行間を読む?・②

 先日、作家別の用字・用語の違いについて触れたついでに、外来語の表記についても載せておきます。一文字違うだけでこんなにも違う!
 なお、講談社のハウスルール(出版社ごとの用字・用語の決まり)がまとめられた『日本語の正しい表記と用語の辞典 第二版』(講談社、2012年)を参考にしています。一般書の表記規準、誤りやすい慣用語・慣用句などが載っているので、文章を書くときに必携の書です。

○赤インクをつけたペン(×赤インキ。インクは筆記用、インキは印刷用と分けることが多い)
○友達とボウリングをしたが、ガーターばかりだった(×ボーリング=試掘)
○高校のバレーボール部(×バレエ=舞踊)
○ティーバッグ(×バック、パック)で紅茶を淹れる
○シミュレーション(×シュミレーション)
○モラール(×モラル)
○足にギプスをした(×ギブスは転訛)
○バドミントン(×バトミントン)
○キャスティングボート(×キャスティングボード)
○キャリアアップ(×キャリアー=運ぶもの、保菌者)
○ジャパンバッシング(×パッシング)
○ボウルを使って料理をつくる(×ボール=球)

 ちなみに、ハンカチとハンケチ・グローブとグラブなどは、内閣告示によれば、「語形にゆれがあるもの」とされているようです(つまり、どちらを使ってもOK)。
 vの音を「ブ」「ヴ」などはどちらで言い表してもよいようですが(バイオリン・ヴァイオリン)、索引などを見ると、「ヴ」がウの位置にあるもの、バ行になるものなどさまざまですね(これもどちらでも構わないそうです。同じような問題に、音引「−」を母音に直すか、無視するか、方針によってどちらかの索引が多いです)。
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